アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ氏は、1956年5月29日モスクワに生まれました。1978年にモスクワ国際関係大学国際関係学部を卒業しました。中国学の専門家であり、英語と中国語を話します。1978年〜1982年に在シンガポールソビエト連邦大使館上級職員、1982年〜1985年にソビエト連邦外務省東南アジア課アタッシェ、1985年〜1989年に在マレーシアソビエト連邦大使館三等書記官、1989年〜1992年にソビエト連邦外務省東南アジア・太平洋諸国課二等書記官、のち一等書記官、1993年〜1997年に在マレーシアロシア大使館一等書記官、のち参事官、1998年〜2001年にロシア外務省上級顧問、アジア第一部長、2001年〜2006年に在アメリカ合衆国ロシア大使館参事官、2007年〜2013年にロシア外務省アジア第一部副局長を歴任しました。2013年9月23日に駐モンゴル国ロシア特命全権大使に任命されました。2016年7月8日にロシア連邦大統領の命を受けて特命全権公使、2020年6月8日に特命全権大使に任命されました。

ジャルガルサイハン: こんにちは。番組でお会いするのは7年ぶりとなります。前回はあなたがモンゴルに赴任後2ヶ月が経ったときでした。あなたはロシアとモンゴル両国間の政治的、経済的関係をどう評価しますか。貿易と共同プロジェクトなどはどうでしょうか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: こんにちは。初めての出会いを覚えていてくれてありがとうございます。あなたとお話しすること、インタビューを受けることにとても興奮しています。あなたの番組を7年間ずっと見てきましたが、我が国から首脳会談などで訪問した重要な代表者たちは、皆あなたのインタビューを受けます。あなたの番組はモンゴルの社会にとって非常に有意義なものです。個人的には、ロシアとモンゴル両国間の関係については評価するのにまだ時期尚早と考えています。しかし、当時のバトトルガ大統領は2018年の7月に私に北極星勲章を与えてくださいました。最高位の勲章の授与とはある程度の成果を評価する時が来たことを意味すると思います。

ジャルガルサイハン: 受賞、おめでとうございます。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: ありがとうございます。

ジャルガルサイハン:  新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、授賞式は延長されましたね。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: そうです。視聴者の皆様に報告しますと、私のモンゴルへの赴任は7年を迎え、私たちはインタビューを2020年の11月に予定していました。今年は8年目となります。2019年の9月にはロシアとモンゴル両国の首脳がロシアの法律、モンゴルの国際法において重要な合意文書に署名しました。「友好・包括的戦略パートナーシップ条約」を無期限で締結しました。

包括的戦略パートナーシップという言葉は今まで私が携わった仕事の内容を表す言葉です。私の考えでは、両国間の関係は歴史的にも友好関係を築いてきました。全ての分野での政治的交渉が安定しています。貿易も順調に進んでいます。2019年の9月に通商代表部を再開したことに関連し、両国間の貿易高を20億ドルに引き上げる目標を立てました。この目標は十分に達成可能でした。新型コロナウイルス感染症拡大がなければ、今頃この目標の実現を祝っていたでしょう。

ジャルガルサイハン: 両国の貿易は良好に発展しています。ロシア連邦通商代表部がウランバートルに設置された後に、モンゴル通商代表部がウラジオストク市に設置されました。こうして、両国は飛躍的な進歩を成し遂げたと言えます。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: その通りです。しかし、貿易不均衡が起きていることは理解しています。その原因はモンゴル側の石油製品の需要が高いことに関連します。年によって異なりますが、モンゴルは年におよそ10億ドルの石油製品をロシアから購入しています。両国はモンゴルからの輸出量を増加させることを目標としました。両国の協力によって、この目標を達成させる方法を見つけたと思っています。具体的には、モンゴルはプーチン大統領の援助を受けて、ユーラシア経済連合との自由貿易協定に署名することです。これによりモンゴルからの商品供給が大きく増加すると考えています。

ジャルガルサイハン: その協定はいつ締結されますか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: ユーラシア経済連合の条件に関する調査が2年前に実施されています。最近、調査を今年の12月までに完了し、来年から交渉を始めることが決定されました。こういう契約は細かい作業の積み重ねです。重要な事項を話し合っているので、当事者は契約の全ての条項を慎重に検証します。貿易自由化のために、モンゴルとロシアだけでなく、世界各国がそれぞれの立場を維持しようとします。そのため、交渉は2年間続く可能性があります。

ジャルガルサイハン: これに関連してですが、最近バトツェツェグ外務大臣はロシアを訪問しました。その際、この契約以外にどのようなことについて合意しましたか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: ご存知の通り、今年1月5日にロシアとモンゴル両国は外交関係樹立の100周年を迎えました。100年とは両国が今まで共に歩んできた道のりを振り返り、これからの計画を立てるには十分な期間なので、バトツェツェグ外務大臣はその目的でロシアを訪問しました。私たちの考えでは、今回の訪問は大いに成功しました。両国は連絡を取り合う予定を組みました。100周年の記念の一環として、会議や話し合いの場を設けることもできます。

ジャルガルサイハン: 今、モンゴルで、ですか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: そうです。また、実践的な協力関係についても共通の理解に辿り着きました。バトツェツェグ外務大臣はラヴロフ・ロシア外務大臣、ロシア連邦副首相、ロシア側の政府間委員会議長、ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長、ロシア連邦院副議長K.I.コサチョフと話し合いをしました。

ジャルガルサイハン: お話の途中で申し訳ないのですが、具体的に何を話し合ったかについてもう少しお聞きしてもよろしいですか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: もちろんです。

ジャルガルサイハン: 例えば、天然ガスをロシアからモンゴルを経由して中国に輸送するパイプラインを建設する事業はどの段階にありますか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: ロシア側はこの計画を政治的に100%推進していることをご存知だと思います。中国側も同じ見解であると理解しています。

ジャルガルサイハン: 中国は公式に計画に賛同したのですか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: この計画に関しては、モンゴル側にも深く関係するので、モンゴルの皆様の意見を最も尊重したいと思います。例えば、パイプラインのモンゴル国境線のエントリスポットなどを始めとする様々な問題があるわけです。それから、私の立場からモンゴルと中国の関係について言及することは相応しくありません。

ジャルガルサイハン: ロシア側はこの計画を政治的に推進し、ガスプロム社はこのプロジェクトは経済的に有益だと計算したそうですね。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: そうです。

ジャルガルサイハン: しかし、現在「シベリアの力」パイプラインは、まだ100%有効に稼働していません。この計画を実施するために、どれくらいの時間を要しますか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: 40年〜50年間の運用を予定している巨大計画であるため、すぐにフル稼働することは不可能です。ですので、巨大計画を実施する前にきちんと調査し、特にフィジビリティ・スタディを詳細に行います。今のところ、私たちはガスプロム社と協力してフィジビリティ・スタディを行っています。このフィジビリティ・スタディでは、この計画が有益であることが分かりました。ですから私たちはモンゴル経由という計画を実施することに大きな関心を持っています。

ジャルガルサイハン: そして計画の実施には長い期間を要しますね。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: そうです。

ジャルガルサイハン: パイプラインはウランバートル鉄道の線路に沿って建設する方針で話し合いが進んでいると聞きました。それから、モンゴル側にはボグドハン山の周辺を通った新しい鉄道線を建設したいという意向があります。こうすることによって、鉄道が市内を走るのではなくなり、ボグドハン山の前を通過することになります。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: ガス供給パイプラインが通過するルートに関しては、今年の3月にガスプロム社のV.A.マルケロフ副会長をリーダーとする代表団がプロジェクトのルートに沿って飛行して確認しました。パイプラインは鉄道線路と全く重なるわけではありません。パイプラインと鉄道の間には距離がとられます。

また、モンゴル側にとって重要な事項として考えられるのは、パイプラインを建設するために大量の建材を運ぶ必要が生じることです。もちろん、これを運べるのはウランバートル鉄道のみです。私たちはモンゴルの親友たちの新しい提案について情報を受けています。例えば、最近ウランバートル鉄道が決定したタワントルゴイ〜ズーンバヤン間の鉄道プロジェクトです。私の考えでは、これは時宜にかなった企画です。バトトルガ大統領は、2010年に道路・運輸・建設・都市計画相を務めていた時に鉄道輸送に関する政府の政策を国会の承認を受けて決定させ、新たな鉄道のルートを決めました。その一つがウムヌゴビ県の鉱山からウランバートル鉄道本線ズーンバヤン又はサインシャンドに合流する線です。この鉄道線を完成させることによって、モンゴル、ロシア、中国を繋げる鉄道の東回廊と言われるプロジェクトが実施されます。第2の巨大プロジェクトは、現在のオユンエルデネ首相が進めている「ボグドハン鉄道」プロジェクトです。ウランバートル市の南を通過する鉄道です。私は今の時点でこのプロジェクトについて詳しいことは言えません。なぜなら、まずはフィジビリティ・スタディをきちんと見る必要があるからです。多額の費用のかかるメガ・プロジェクトであれば、いくつかの問題が出てきます。あなたは生まれてから、私は8年間ウランバートル市に住んでいるので、鉄道はこの市にとって大事な存在であることは分かっています。インフラ、ビジネス以外に都市計画、人々の生活にも大きな役割を果たしています。ですから、これらの問題を解決していくには、常に慎重に考え、話し合わなければなりません。ナーダム祭の後、近いうちにウランバートル鉄道の取締役会で取り上げられると思います。そこでは過去と現在の問題、それからこれから先のプロジェクトについて話し合われると思います。

ジャルガルサイハン: 過去といえば、プーチン大統領のモンゴル訪問の際にウランバートル鉄道の輸送能力を高めることが取り上げられていました。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: そうです。

ジャルガルサイハン: また、鉄道を電化し、複線を構築するなどですね。しかし、これらのどれも実現されていません。それはなぜですか。パンデミック以外の原因はありますか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: パンデミックはもちろんある程度の阻害要因となりました。しかし、建設業務は進行中です。道路の主な部分を改善されました。あなたにも視聴者にも申し上げることは、この数年間において、両者は仕事を停止していません。例えば、2030年にはウランバートル鉄道の鉄道貨物量を5400万トンに引き上げるプロジェクトのフィジビリティ・スタディを完成させました。評価、調査の作業はロシア鉄道公開株式会社のリード研究所であるモスギプロトランスが積極的に取り組みました。

フィジビリティ・スタディの一環として、インフラを段階的に更新し、電化する、複線を構築するなど多くの課題を取り入れました。私がなぜ一気に鉄道の電化、複線の構築をするという発言をしないでいるかというと、両国がフィジビリティ・スタディを作成する際に、貨物基地を計算の基礎にするからです。ウランバートル鉄道はモンゴル国のメインの貨物運送業者である他に、これからはロシア、中国、アジア、極東、ヨーロッパ間にトランジット貨物を運送する重要な業者となるからです。

ジャルガルサイハン: 重要でもなく、車の道路を除けば唯一ではありませんか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: 今の状況でモンゴルの国土を通過する道はそうです。これからはアジアハイウェイ3号線と4号線の建設を予定しています。ウランバートル鉄道のトランジット貨物については、あなたと私が会った2014年にはこの鉄道路線をたった8つのコンテナ列車が通過していくのみでした。しかし、昨年は2200以上のコンテナ列車が通過しました。それから、鉄道貨物量を超えた注文がきています。

ジャルガルサイハン: あなたが言った通りに2030年までに鉄道貨物量を上げれば、需要はあるということですか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: そうです。私たちは今からウランバートル鉄道のトランジット及びその他の貨物運送は急増すると見ています。世界はパンデミックを終えようとしており、ユーラシアの広大な領土を通過して運送される貨物の需要が回復しています。巨大なユーラシアは、これらのルートの支えがあって構築されます。これには、ユーラシア経済連合、モンゴルの草原の道、フレルスフ大統領が言うようにトランジットモンゴル、中国の一帯一路、東南アジア諸国連合、上海協力機構の主導が必要です。この巨大な大陸にとってモンゴル国は重要な役割を果たします。

ジャルガルサイハン: 神のご加護がありますように。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: 迷うことなど何もありません。

ジャルガルサイハン: ここでエグ川水力発電所の問題に触れなくてはなりません。水力発電所はセレンゲ川ではなく、エグ川で建設しようとしています。人々は、環境問題は無く、ロシア側が拒否しているから建設されないでいると言っています。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: これは専門家が判断すべきことです。セレンゲ川とその水脈はバイカル湖流域に含まれており、バイカル湖に注ぐ最大の、ほぼ唯一の川です。ですから、ロシアもモンゴルの親友たちも、ユネスコもバイカル湖を心配し、注意深く観察しています。水の利用問題だけではありません。バイカル湖の生態系と漁業など多くの問題があります。現在は交渉中です。

ジャルガルサイハン: 最終的な結論はまだ出ていないのですね。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: そうです。まだ調査結果が出ていません。ですから共同ワーキング・グループが適切な結論を出すということで合意しています。

ジャルガルサイハン: 次に人道関係の問題に移りましょう。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: はい。

ジャルガルサイハン: 両国間の教育、保健分野の関係はどのように発展していますか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: 急速に発展していることは誰もが知るところです。統計を上げると、ロシア連邦教育・科学省は毎年550人のモンゴル人留学生を費用も含めて国内の大学に受け入れています。大学が独自で受け入れているケースもあります。例えばモスクワ国際関係大学は、ロスネフチを通じて数人の学生に奨学金を提供しています。また、金融アカデミーもモンゴルの学生を応援しています。私が正しく記憶しているなら、それぞれ50人の学生に奨学金を給付しています。さらに、IM Gubkinにちなんで名付けられた大学、ロシア国立石油ガス大学もモンゴルの学生を支援しています。これはモンゴルで製油所を建設するプロジェクト、モンゴルを経由する天然ガスパイプラインを建設するプロジェクトにとってとても重要です。それから、中学校同士が協力しています。モンゴルロシア共同大学を設立することも話し合っています。近いうちに国立モンゴルロシア共同学校を新しく設立する話も進んでいます。

ジャルガルサイハン: 小中高一貫校ですね。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: そうです。子供たちはロシア語で義務教育を受けることができるようになります。さらに、私たちはモンゴル法執行及び防衛分野の人材を育成し続けています。これは教育分野での協力関係の大きな部分を占めます。大学院生、聴講生もいます。まだ広く知られていないかもしれませんが、ロシアはモンゴル人学生の学費を全て負担しています。学部なら3〜4年間、大学院進学、その他専攻によって5〜6年間の学費も負担します。ですから、教育分野での協力関係は発展しています。それから、両国の科学アカデミーはとても良い関係にあります。2019年9月に初めてロシア科学アカデミー所長A.セルゲーエフ氏が率いる代表団が、モンゴルに来たことはご存知だと思います。以前から共同遠征をしてきた古生物学、生物学研究所は、その協力関係をずっと続けています。最近はアーカイブ遠征という事象が広がっていますが、これは両国のアーカイブが互いにオープンになっているということです。遠征というと聞き慣れない感じもしますが、なぜか学者、特に科学アカデミー所長であるA.セルゲーエフ氏とR.レグデル氏はこの言葉をよく使っています。この分野において実施している多くのプロジェクトがあります。文化分野での協力関係については、あなたは良くご存知だと思います。一時期、ロシアがモンゴルの文化分野から撤退しているという噂もありましたが、今はそういう話は現実的ではありません。ただし、スポーツ分野では、もう少しできることがあるのではないかと思います。

ジャルガルサイハン: 保健分野はどうですか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: 非常に良い関係にあります。私がモンゴルで務めた8年間で、特に保健省、保健分野の関係者らは、リーダー同士も各段階においてとても良い関係を築いてきました。

ジャルガルサイハン: 新型コロナウイルス感染症拡大時に、ロシアからワクチン「スプートニクV」を購入することになりました。しかし、人々は1回目の接種を受けましたが、2回目の接種はまだ受けられていません。これはなぜですか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: これはもうすぐ解決されると思います。契約、交渉において遅延が生じましたが、これには客観的な原因があります。モンゴルの親友たちが「スプートニクV」、「スプートニク ライト」を登録してくれたことに感謝しています。「スプートニク ライト」は「スプートニクV」の新しいバーションであり、これもガマレイ国立疫学微生物研究センターが作りました。私たちは「スプートニク ライト」が18歳までの子どもたちの健康を守ることに役立つと期待しています。私はもちろん専門家ではないので、詳しいことは何も言えません。しかし、モンゴルの親友たちは12歳〜18歳の子どもにワクチンの接種を受けさせようと考えているようです。

ジャルガルサイハン: 今年は共同宇宙飛行の40周年を迎えました。モンゴルの唯一の宇宙飛行士は最高位の勲章を受賞されました。宇宙分野での協力関係はどれくらい見込みがありますか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: 私たちは協力関係を活発に発展させたいと考えています。しかし、必ず満たさなければならない条件があります。それは法整備です。宇宙分野でのモンゴルとロシアの協力関係を発展させる法整備がまだ無いのです。社会主義制度、インタースプートニクの関係で、昔は実施していたことが、今日では出来なくなっています。私たちは最近、モンゴル側に対して宇宙を平和目的で利用することについての契約の草案を提案しました。ロシアはこの契約を多くの国と締結しています。この契約が締結されれば、共同作業ができるようになります。

ジャルガルサイハン: 交渉はされていますか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: されています。

ジャルガルサイハン: 両国でですか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: モンゴル側はこの方針の作業を加速すると期待しています。私がとても尊敬しているジャルガルサイハン.グルラグチャー氏は、モンゴル国最高の市民、モンゴル国の英雄、モンゴル国の唯一の宇宙飛行士であることを誇らしく思いますが、いつまでも唯一のままでいないであろうと思っています。

ジャルガルサイハン: 状況は近頃変わると思います。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: モンゴルの特徴は、モンゴル人女性がとても積極的で、スマートであることです。

ジャルガルサイハン: その通りです。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: ですから、将来はモンゴル人女性の宇宙飛行士が話題になることでしょう。今ではないかもしれません。ジャルガルサイハン.グルラグチャー氏はプーチン大統領の命を受けて、ラヴロフ・ロシア外務大臣によりアレクサンドル・ネフスキー勲章を受賞されました。その目的でジャルガルサイハン.グルラグチャー氏がバトツェツェグ外務大臣に随行しました。

ジャルガルサイハン: 私たちもジャルガルサイハン.グルラグチャー氏の受賞を祝いたいと思います。おめでとうございます。あなたがモンゴルに赴任し生活した7年〜8年の間、ロシア大使館、その他の場で数多くお会いしました。あなたの考えではここ数年間でモンゴルはどのように変わりましたか。モンゴルの社会、人々の生活など特に何かありますか?

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: 実際にあった話です。モンゴル国には多くのロシア人の親友がいることをご存知でしょう。ロシア連邦、モスクワでモンゴルのためにロビー活動をする一部の人たちがいるとも言えます。その一人が公正ロシア政党党首のセルゲイ・ミハイロヴィチ・ミロノフ氏です。彼はモンゴルで長年務めました。地質探査遠征のメンバーとして、またリーダーも務めました。彼はモンゴルのことをとても良く理解しています。数年前、彼は私用でモンゴルに来ました。空港からウランバートルへ新しい道路を走ってきました。私も意図的にモンゴルの新しい住宅街の中を走ったのです。私たちはとても仲が良いのですが、年齢も、役職も私より上なので、彼は私をあなたと呼びます。ホテルに着いた後、彼は私に「あなたは私をどこに連れて来たのですか?」と聞きました。「ウランバートルですよ」と答えると、「ウランバートルですか?私はモンゴルに来ていないで何年が経ちましたか?」と彼は聞きました。「5年です。」と言うと、「たったの5年でこの全てを建設したのですか?」と聞いてきました。私は「はい」と答えました。もちろん、ウランバートル市は建物を建設が急速に進んでいます。しかし、コインには表と裏があります。急速な建設が電力、暖房、水道など都市インフラを限界まで利用するようになりました。

ジャルガルサイハン: 道路もそうです。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: その通りです。道路、環境問題などを解決するために内閣は多くの政策を実施しています。しかし、まだ全てを解決できていません。私たちはモンゴルで天然ガスパイプラインを建設することで大気汚染の問題を根本的に解決できると考えています。ウランバートル市の大気汚染、環境汚染の問題です。私はモンゴルの親友たちがこの分野において成功することを祈っています。個人的には、ウランバートル市の交通渋滞を減らし、衛星都市を設立し、市役所、その他の役所をウランバートル市内から移設し、全国を都市化する、全国で都市部を作るべきと主張している政治家は、最も正しいことを言っていると思います。これはとても有意義で、重要な目標です。

ジャルガルサイハン: あなたのモンゴルでの任期を終え、ロシアに帰国されても、またぜひ戻ってきて欲しいと思います。その時は環境問題など多くの問題が解決されていることを期待しています。今日はお越し頂き、ありがとうございました。益々のご活躍をお祈り申し上げます。両国の友好関係への貢献に感謝しております。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: こちらこそありがとうございます。デファクトの番組を観たり、読んだりしている視聴者、読者の皆様に重ねてご挨拶します。私たちの関係はこれからも続いていきます。プーチン大統領が私を他の役職に任命した場合、従順な兵士である私は命令に従います。今は成し遂げていない仕事を完成させるために仕事をやり続けます。私の努めを大いに評価し、北極星勲章を与えて下さったモンゴル国民、バトトルガ大統領に感謝申し上げます。この8年間で多くのモンゴル人とお会いしました。彼らの親切と応援に心から感謝しています。ロシアとモンゴルのこれからの100年間は、若い世代によって有意義で、成果のあるものになると確信しています。

ジャルガルサイハン: 私たちは自分たちができることを精一杯やりましたし、やり続けています。子どもたちはより良いものを作り上げることでしょう。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ: 前世代から受け継いだものを少しでも良くすべきだという友人たちの考え方を、私はとても気に入っています。ですから、ハンドルを受け継ぐ若者はこの目標を達成できるに違いないと思います。

ジャルガルサイハン: ありがとうございました。

アジゾブ・イスカンデル・クバロヴィチ * ジャルガルサイハン